2019 冬季

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2001 春季

『Z.O.E Dolores, i』(ゾーン オブ エンダーズ ドロレス・アイ)は、2001年4月6日よりテレビ東京系で放送されたロボットアニメ作品。 時間軸的にはプレイステーション2用ゲームソフト『ZONE OF THE ENDERS』(以下、『Z.O.E』)の後の話だが、内容的にはアニメ作品『Z.O.E 2167 IDOLO』の続編にあたる。初老の運び屋ジェイムズ・リンクスと、彼を「おじさま」と呼んで慕う巨大ロボットオービタルフレーム(以下OF)のドロレスを中心に、陰謀と戦乱の中での家族を描いた作品。 物語の前半では、無実の罪で指名手配されてしまったジェイムズが、二人の子供やドロレスと逃亡生活を送りながら、一家の大黒柱として冷え切った親子関係を修復しようと奮闘する様子を描き、家族の問題が解決した終盤では、ドロレスを狙う武装組織バフラムとの死闘や軌道エレベータをめぐる攻防を描いている。 東京ゲームショウ2011で、BD-BOXの発売が発表された。2012年夏発売予定。

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2000 春季

幕末期の日本を舞台に、当時の開国、西洋文明と西洋人の流入からやがて続く倒幕、そして戊辰戦争という時代の流れの上で、対照的だが友情で結ばれた2人の男の人生を綿密に推敲されたストーリーで描いている。手塚作品の中でも『アドルフに告ぐ』と並んで緻密に作られており、絵のタッチも劇画的である。遊び人の蘭方医・手塚良庵の砕けた性格を手塚自身に重ね、対して一方真っ直ぐな武士である伊武谷万二郎は、一つの作者の男性の理想像とも取れる。途中、坂本龍馬のような男性的英雄も登場するが、作者も「あまりに男性的な人物を描くのは苦手」と言うとおりキャラクターが余り引き立たず、行動だけがから回って豪快に見える。 本作と同様、蘭方医を主役に幕末を描いた作品に、司馬遼太郎の『胡蝶の夢』がある。主役は松本良順と司馬凌海であるが、手塚良庵の名も出てくる。

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