「三度の飯より本が好き」な女子大生・本須麗乃が兵士の娘・マインとして転生した世界には、本がなかった。 平民は識字率が低く、羊皮紙で作る本は高価でお貴族様のもの。 そこでマインは決意する。 「本がなければ作ればいい!」 試行錯誤の末、商人のベンノと出会い、商人見習いになるために植物の紙を完成させるが、マインの体は「身食いの熱」に蝕まれていた。 貴族が魔力を持つこの世界で、時に魔力を宿して生まれる平民がいる。それが「身食い」。増え続ける魔力を吸い取る魔術具がなければ、生き長らえることはできない。 そんな時、洗礼式で神殿の図書室を発見したマインは、巫女見習いになりたいと神殿長に直談判する。すったもんだの末、マインは魔力を奉納する青色巫女見習となることが決まった。 しかし、本来、貴族に与えられる「青の衣」を平民上がりのマインが纏うことを快く思っていない者も多く、マインの行く手は前途多難。 問題児ばかりの側仕え、神殿の階級社会……。 麗乃時代とも下町時代とも異なる神殿の常識がマインの前に立ちはだかる。果たして、マインが心ゆくまで読書できる日は来るのか!? そして、マインは本を作ることができるのか!?

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2019 秋季

現代の日本で生活している「本須麗乃(もとすうらの)」 は、 念願である図書館への就職が決まったその日に亡くなってしまう。 もっと多くの本が読みたかった、そんな未練を抱いたままの彼女は 気が付くと異世界の幼女マインとしての身体を持って意識を取り戻した。 物語の舞台となるのは 魔法の力を持つ貴族たちに支配された 中世のような異世界の都市エーレンフェスト。 厳格な身分制度の中、現代日本の知識を持つ少女マインが、 本を手に入れるために奮闘する。

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2018 秋季

主人公・翔子は流星学園中等部に通う中学生。仲良しだった姉・響子は、5年前に海外留学してから行方知れずのままだった。 そんなある日、得体のしれない何者かが突然翔子を襲う。 襲ってきたのは、かつて女神アテナが封じ込めた邪神エリスの手下・邪精霊(ドリアード)たちだった。 そこで翔子はアテナや聖闘士、聖闘少女(セインティア)の存在を知り、同時に自身と姉の残酷な宿命を知ることになる。 魂を封じられた邪神エリスの復活を目前に控え活発化する邪精霊たち。 星矢たちが銀河戦争や十二宮での死闘を繰り広げている裏側で、沙織や聖闘少女は、黄金聖闘士の力を借り、邪精霊とも壮絶な戦いを繰り広げる! そして、悪のサガ復活の兆しも…。 全てのカギを握るのは、聖闘少女になるべく鍛錬を始めたばかりの翔子ー! 過酷な宿命に打ちのめされながらも、運命に抗い闘う少女たち。 少女たち神々との壮絶な戦いの物語が幕を上げる!

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2013 夏季

白夜叉からの招待を受け、コミュニティ「スクナビコナ」のゲームに参加する十六夜たち。たどり着いた温泉街では、枯渇した水源を復活させるゲームが催されていた。クリアして温泉を堪能しようと意気込むが、難問珍問が、飛鳥に!耀に!黒ウサギの前に立ちハダカる!?

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